国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)忍者・忍術学のススメ 〜忍者部編〜(院生田中(仮))

2018年11月20日

こんにちは、修士1年の田中(仮)です。今日は三重大学に新たに創設された(現在正式な部として申請中)の「忍者部」についてご紹介したいと思います。

数年前から三重大学が忍者研究をはじめてからというもの、山田先生の授業などでも忍者についての講義などがメディアで取り上げられることが多くなってきました。段々と三重大学=忍者が学べるというイメージが浸透してきたからか、今年は実際に「忍者学を学びたい」という意思を持って三重大学に入学したり、編入する学部生の方たちもいらっしゃったようです。その内の1人が、ある時山田先生の授業のあとに「忍者部作らないのですか?」と質問してから創設に向けて動き始めたのが「三重大学忍者部」でした。

実は昨年から青森大学では日本初の忍者部が創設されていて、主に忍者パフォーマンスを行っており、今では週末になると地元のイベントに引っ張りだこで大活躍をしているそうです。それなら「三重大学は手裏剣打ちと忍者研究を軸にした部活にしよう」ということで、直近は伊賀流手裏剣打選手権大会予選突破に向けて、毎週手裏剣打ちの練習をしています。ある時校舎の片隅にひっそりと設置された手裏剣的に向かって、みんなで交互に手裏剣を打ち、日々研鑽に励んでいるのです!

また研究の方では、愛知県のおもてなし忍者隊「徳川家康と服部半蔵忍者隊」とコラボして、「現世で忍術やってみた」という共同のYouTubeチャンネルを開設しました。服部半蔵忍者隊の忍者さん達は400年前から転生してきた忍者なので、彼らに忍術を教わるという内容で、実際に忍術書に記載のある忍術を実践してみたり、忍者の道具を作ったりの実験をしている様子を配信していきます。今後も様々な実験動画をアップしていきますので、チャンネル登録よろしくお願いいたします!

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http://www.ninja-japan.com/miedai/

ただ文書の研究をするだけでなく、手裏剣や忍術などを実際にやってみて、忍者をより深く知っていこうという「三重大学忍者部」。先生、大学院生、学部生、外部協力の方など、年齢や立場もバラバラな楽しい仲間たちと忍者を追求していくとっても楽しい部活です。絶賛部員募集中ですので、三重大学に入ったらぜひ忍者部に加入していただけると嬉しいです!(田中(仮)記)