国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)三重県菰野町役場本庁4階「第2回よもやま歴史教室」に出講しました

2018年06月14日

三重大学国際忍者研究センター准教授の高尾善希です。6月12日(火曜日)、三重県菰野町役場の「第2回よもやま歴史教室」に出講いたしました。私の講義の前、第1回は、人類史研究者の国立科学博物館の海部陽介先生でした。菰野町もなかなかの熱の入れようです。菰野町の町役場はとても大きくてきれいな建物で、公園や図書館なども併設されています。

私は「徳川幕府の伊賀者について」という題名で講演させていただきました。伊賀者の先祖本貫の地は伊賀国です。三重県域ですので、ひろくいえば地元の話ですから、テーマとしてはよかったかなと思います。皆さん、興味をもって聞いていただけたと思います。

また、私の父が菰野小学校(菰野城跡)・菰野中学校出身で、父方の祖母の先祖は菰野町から出ています。私は菰野町の林の保全にあたった菰野町の久留美庄太郎(リンクをご参照ください)の玄孫(やしゃご)にあたります。

図書館のパンフレットをチラ見すると、やはりほかの親戚の名前が…、私にとってはちょっとした“里帰り”ともいえるでしょう。私は千葉県・東京都から三重大学に来ましたが、私にとっては三重県には先祖や親戚が多く、活動しやすい地域といえます。もちろん、三重県域に問わず、ご講演のご依頼をお受けしておりますので、お気軽にお声かけください。(高尾記)

リンク:第355回歴史こばなし「久留美庄太郎翁」(文・郷土史家佐々木一)