国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)「忍者のまちに行かナイト」に出演しました

2018年07月11日

三重大学国際忍者研究センター准教授の高尾善希です。7月6日(金曜日)、東京都江東区の「しごとバー」の「忍者のまちに行かナイト」に出演いたしました。ここは、ドリンクを飲みながら、リラックスしてひとの話を聞きましょう、という場です。ふつうの講義の場であれば、講師から一方通行に話をしますから、比較的雰囲気もかたいのですが、ここはそうではなくて、アットホームな場です。

この企画は、伊賀市役所の地域づくり推進課移住交流係と三重大学とのコラボレーションで、伊賀市役所さんは伊賀市移住の宣伝を、三重大学では忍者のウンチクを垂れます。伊賀市役所からは移住交流係長の柘植将さんが、三重大学からは高尾が、コメンテーターとして出演しました(ふたりとも、忍者衣装を着ていました)。

三重県はともかく、東京都で「忍者」って、お客さんがお見えになるのかな? と心配に思っていたところ、だいたい40人ほどのお客さんが、お見えになりました。それも、女性が多くて意外な感じがしました。兵糧丸を再現しました! なんて女子学生さんも現れて……、なかなか盛り上がりました。

高尾は、忍者とは何か、実在の忍者と現代人のイメージする忍者との関係、伊賀甲賀がなぜ忍者として有能とされたのか(有名になったのか)、などのテーマについて語りました。三重大学はとても面白くて真面目なんです! ということがお感じいただければよかったかな、と思います。終了後、お互いに、身の上話などの情報交換を行いました。(高尾記)