国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(教職員紹介)三重大学国際忍者研究センター研究員 池ノ谷匡祐

2019年05月13日

はじめまして。この度、当研究センター研究員に就任いたしました池ノ谷匡祐(いけのやきょうすけ)と申します。埼玉県出身で、前年度まで早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程に所属しておりました(現在は休学中です…)。大学での研究テーマは、「近世における将軍御成について」ということで、江戸時代の将軍が江戸城から外出する行為全般について研究しています。恥ずかしながら、これまで忍者そのものの研究には携わったことがなく、只今鋭意勉強中であります。
当研究所における私の主な仕事は、「全国忍者調査プロジェクト(通称:忍プロ)」の推進、具体的に言うと、全国各地の文書館・博物館等における忍者関係の資史料の調査・撮影・収集であります。そしてそれら集めた資史料をもとにデーターベース化し、広く一般社会へと公開する、という一見すると途方もない作業である反面、大変やりがいのあるプロジェクトでもあるのです。ということで、東京から来たばかりであるのに、今度早速東京への調査で出張が入りそうです。
伊賀市に移住・就任から早一か月近くが経とうとしています。縁もゆかりもない土地で、これからうまくやっていけるのか当初は不安もありましたが、住めば都とはよく言ったもので、最近では段々と伊賀での暮らしにも慣れてきました。忍者の人形やコスプレなどを目にしても驚かなくなっております。
忍プロ以外でも、これから様々な場面で携わっていけるよう頑張る所存であります。これからどうぞよろしくお願いいたします。(池ノ谷記)