国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)伊賀忍者古文書講座―第6講―

2019年03月05日

国際忍者研究センターの高尾善希です。

3月5日、伊賀忍者古文書講座の第6講に出講しました。前回に引き続き、センター寄託木津家文書の「敬白天罰霊社起請文前書」を講読しました。教室の前にはその本物の古文書を展示しました。

この古文書は、ときどき楷書に近い字体も出てきますし、内容も簡単ですので、解説しやすく、テキストとして利用するには便利です。同じ字でも、出てくるところによって書体が異なることなどを、細かく説明しました。

これで今年度の伊賀忍者古文書講座が、すべて終了しました。ご出席された方々、おつかささまでした! 4回以上出席の方には、三重大学人文学部長名の修了証書と、お土産(『三重大学カレー』:三重大学練習船「勢水丸」おすすめのカレーです)が手渡されました。写真は、講義風景(NHKさんと伊賀ケーブルテレビさんが撮影されていました)と、休憩タイムで賞味した伊賀市上野天神裏「いせや」さんの「忍菓 水ぐも」です。(高尾記)