国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(エッセイ)忍者LARPご報告(吉丸雄哉)

2020年10月17日

 前々からこのブログで予告していましたが、10月11日(日)にハイトピア伊賀3階で伊賀忍者活劇体験(忍者LARP)を実施しました。「灯りと忍びの城下町プロジェクト」のイベントとして参加し、当初は白鳳門駐車場で10日11日の両日行う予定でしたが、台風14号の影響で屋内に変更になりました。「灯りと忍びの城下町プロジェクト」参加のイベントとしては唯一の開催でした。
 台風の影響もあって、3ステージの参加者はのべ14人。男性6人、女性7人。参加者は10歳未満から50代までで伊賀市のほか、滋賀県、愛知県、大阪府、関東の県などから参加がありました。「総合的に体験に満足しましたか?」への回答として全員から「とても満足」の回答を得たのですが、内容的にはすごく手応えありました。今回は伊賀之忍砦の忍び衆華武姫から3人のキャスト参加を得られ、水準の高いイベントを行うことができたことが理由です。昨年のゴールデンウィークのシナリオとシステムを洗練させたもので、非接触型のLARPが小学生から大人までを対象としたイベントとして成り立つことが確認でき、商業化の目処が立ったことで、今回の実施は大きな意味がありました。今後はBGMを入れたり動きに合わせてSE音を入れたりしていくような工夫を加えていく予定です。
 どこに持っていっても問題ないレベルまで練り上げられましたが、やはりコロナ禍が収まらないと大規模展開できないです。
 地域貢献事業活動としてはあとひとひねりしたものを考えております。年度内に実施する予定なのでお楽しみにしてください。(吉丸記)