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(エッセイ)伊賀流手裏剣打選手権大会予選 (山田雄司)
2018年12月12日
12月9日(日)伊賀で開催された伊賀流手裏剣打選手権大会予選に参加した。昨年、本選の様子を間近で見て、次回は第10回最後の大会であり、優勝して金の手裏剣をぜひ手に入れたいと思い、阿修羅の浮田半蔵さんにお願いして、春に人文学部の敷地内に手裏剣練習場を作ってもらい、三重大に忍者部も作って練習を行った。
はじめは、手裏剣を放すタイミングがわからず、地面に打ちつけてしまうことが多く、この様子はマツコデラックスの「月曜から夜ふかし」でも放映されてしまった。それからどのように投げたらうまくいくのか、試行錯誤を繰り返し、12月はじめには2投に1投くらいは的に行くようになった。
よし、これならいけるかもしれない、と思い、当日は忍者衣装をバッチリ着込んで会場に向かった。練習として10投行えるのだが、あれ、ひとつも的に刺さらない。こんなはずではと思いながらも、摩利支天の印を結んで秘密真言を唱え、さらには九字を切って臨んだ。しかし、結果は…。はじめはまったく板に刺さらなかったのが、刺さるようになっただけでもよしとするか。何でもそうだが、すぐに結果を求めてはいけない。「継続は力なり」である。(山田記)