国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

ブログ

 

(学生通信)忍者・忍術学のススメ 〜試験当日編〜(院生田中(仮))

2018年12月20日

こんにちは、修士1年の田中(仮)です。前回は試験勉強の方法についてご紹介をさせていただきました。今回はいざ、試験当日の様子についてご紹介したいと思います!

試験は三重大学の人文学部校舎にて行われます。正門から一番遠いところにある校舎となっており、正門〜校舎までは5分以上かかります。余裕をもって会場入りすると良いと思います。また、試験会場は少しだけ足が冷えるので、厚着するかブランケットなどを持っていくことをオススメします。

前回のブログ記事ではは触れませんでしたが、最初の試験は共通問題となっています。去年は人文学における人間と動物の関わりについて論じる小論文でした。以下に共通問題が載っていますので、傾向を掴んだ上で、空いた時間などで「人文学とはなにか」などについて調べたり、自分なりの考えを持っておくとよいかと思います。

そして次はいよいよ忍者・忍術学の試験です。回答時間は2時間で、結構な分量を書くことになりますので、書きやすくて疲れないシャープペンシルなどを利用されると良いと思います。ここまでやってきた勉強を信じてすべてをぶつけてみてください!

その後、1人ずつ呼ばれて面接試験となります。以下のようなことを聞かれますので、特に研究計画については空でも言えるように読み込んでおきましょう。

 

・これこれの資料はどこでどうやって調査する予定なのか?
・仕事やりながらで研究をする時間は取れるのか?
・忍者に興味をもったきっかけは?
・東京から通うのなら交通費や滞在費などは大丈夫なのか?
・ここで学んだことはどう活かしていきたいのか
・ショーコスギの忍者映画は見たことはあるか?それについてどう思うか?

忍者研究を通じてどのようになりたいのかなども考えておくとよいかもしれませんね。仮に少し圧迫気味で来ても、毅然な態度でハキハキと答えられるようにするとよいです。

ちなみに受験番号が後ろの方だと結構な時間を待つことになります。スマホは禁止ですので、研究計画書の見直しをしたり、リラックスするための文庫なんかを持っていくと良いと思います。

以上で「忍者学のススメ」は最終回となります。この後は日々の大学院生としての生活や研究の仮定で考えたこと、忍者マニアとしてのオススメ忍者書籍や作品などをご紹介していきたいと思いますので、今後もお楽しみに!(田中(仮)記)