国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)伊賀忍者古文書講座―第2講―

2018年11月06日

国際忍者研究センター准教授の高尾善希です。きのうの11月5日、伊賀忍者古文書講座の第2講に出講しました。前回第1講では、古文書とは何か、くずし字とは何か、おすすめのくずし字字典とは? などという内容でしたが、この第2講では、いよいよ実践に入りました。

ふつうの古文書講座ではあまり触れることのない、古文書の扱い方についての講義をしました。センター寄託の古文書や、私が所有している古文書を例にして、古文書を扱う上でのマナーや、古文書の現物を見るうえでの注目点などを解説しました。みなさん、本物の古文書を目の前にして、興味津々のご様子でした。

その後は、くずし字の講読です。異体字や仮名の考え方、くずし字の効率のよい覚え方などを講義しました。学習ははじまったばかり。気長にやりましょう。(高尾記)