国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)伊賀忍者古文書講座―第3講―

2018年12月07日

国際忍者研究センター准教授の高尾善希です。

12月3日、伊賀忍者古文書講座の第3講に出講しました。徳川幕府伊賀者松下家文書(国際忍者研究センター寄託文書)を読みながら、くずし字解読のコツ、辞書の使い方、人名の由来(「右衛門」「左衛門」等)などを解説しました。くずし字解読の考え方については、拙著『やさしい古文書の読み方』(日本実業出版社、2011)に解説してありますから、ご興味のある方は、目をお通しください(どこで解説しても、ほぼこの本の内容通りになります、基本が幾つもあってはおかしいことになりますから…)。

皆さん、熱心についてきていただき、講義中、ご質問もいただいています。それもウエルカムです。また、毎回、講義の休憩時間にデザートが出て、たのしく世間話もいたします。

次回(第4講)は、伊賀者にも関係のある藤堂藩無足人の古文書を読む予定です。(高尾記)