国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(教職員紹介)三重大学国際忍者研究センター高尾善希

2018年05月11日

このブログでは、「教職員紹介」というコーナーを作ってみました。「隗より始めよ」で、ホームページ担当である高尾から自己紹介をすることにいたします。

私の履歴については、三重大学の紹介ページがありますが、ごちゃごちゃと書きすぎているので、ここで改めて、わかりやすく紹介します。

私は立正大学・同大学大学院で江戸時代の歴史を専攻して、博士(文学)の学位を取得しました。指導教授は竹内誠先生でした(江戸東京博物館元館長)。研究は埼玉県・東京都多摩地域の地域史です。その後、東京都公文書館史料編さん係というところで、10年間、ほぼ古文書を読むだけ(!)というお仕事をしました。具体的には、『東京市史稿 産業篇』という史料集を作成するという任務で、「江戸の産業に関わる古文書を全国から集めて、くずし字を活字にする」ということをしました。そこで、武士から百姓・町人にいたるまで、様々な古文書に接してきました。

その後、武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館の学芸員を1年勤めて、『忍者の末裔』(角川書店)を執筆、三重大学国際忍者研究センター准教授(三重大学人文学部・三重大学大学院人文社会科学研究科兼務)に着任しました。

忍者学というと、『東京市史稿 産業篇』のお仕事同様、武士から百姓まで、いろいろな古文書を読まなければならないでしょう。前職の経験などを活かして勤務したいと思っています。

まあ、今回はこれくらいで…。さらに詳しくは今後紹介します。にんにん! (高尾記)