昨年度後期は院生に毎週ブログを書いてもらっていたのですが、今年度の院生にはブログを書かせるのは見送っていました。今年度の院生さんは古文があまり読めないのでまずそちらを鍛える必要があったからです。忍者研究もいろんな分野があるのでしょうが、私の授業では古文が読めないと話にならないので。
　5月上旬にＢ社の編集者Ｏさんに会ったさいに「院生にブログの文章を書かせるのはとてもいいですね」と言われたのですが、それでも時期尚早と思っていました。
考え方が変わったのは6月22日(土)23日（日）に熊本大学で行われたマンガ学会に出たことでした。「グラフィック・メディスンと医療マンガ研究」というラウンドテーブルで紹介された医療者へのワークショップのなかで、医療マンガに対する精読と創作的記述の両方が重要だとされていたので、アウトプットをさせてみようと思ったわけです。
このようにふらふらと教育方針を変えているのですが、忍者学自体、私が教わってきたものではないので何がベストかわからないのですね。とりあえず院生と私のブログを再開しますのでご高覧のほどよろしくお願いいたします。(吉丸記)