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(学生通信)『ナルト』と中国文化(院生 リトクヨウ)
2020年07月16日
皆さん、こんにちは。院生一年生のリトクヨウです。
今回、『NARUTO―ナルト』に出ている名前や専用名詞などについて、中国文化との関連性を調べて、面白いと思い、書こうとします。どうぞよろしくお願いいたします。
①、六道仙人と輪廻眼:六道輪廻とは仏教の概念で、輪廻の本質は苦と主張している。六道仙人は弟の死を見てから、輪廻眼を開眼した。そして、宇智派斑も瀕死を体験してから、輪廻眼を開眼した。それに、六道佩恩の「佩恩」とは、英語の「pain」で、つまり「苦痛」である。
②、九尾の狐は中国のとても古い本である「山海経」にも出ていて、ずっと昔からも中国民間で物語などで伝わってくる。原本だと思う。
③、チャクラの五種類の属性と五国の名前について、火、水、風、雷、土は「太極八卦」から取材したかもしれない、変わったこともある。元々「太極八卦」には「天、地、水、火、風、雷、山、澤」八種類の属性があるが、『ナルト』には「水、火、風、雷」四つをとり、恐らく地と山は土になった。それに、雷は土を克するというのは、「太極八卦」では地(☷)から雷(☳)を誕生するからである。そして、チャクラの属性の陰陽とも同じく「太極八卦」から取材しかもしれない。
④、中国では昔からも「五行説」があり、「金木水火土」で、これも「ナルト」に出現している。大蛇丸、自来也は鳴人に「五行封印」という術を使った。
⑤、日向家の柔拳は中国の「太極拳」或は「八卦拳」と似ている。皆「内家拳」に属し、チャクラ或は「内力」で勝つ。
⑥、「ナルト」と「西遊記」との関わり:
1、三代目火影が口寄せの術に呼び出される「猿猴王」は恐らく「西遊記」の孫悟空を原本として、構想されている。四尾孫悟空もそうだと思う
2、金角、银角及びもっている忍具「芭蕉扇、紫金葫芦」は「西遊記」に集材するかもしれない。
⑦、凱は李小龍と似ている。二人とも体術或は武術が強い。
『ナルト』にはまだ中国文化に関する部分が多くある、これも『ナルト』が中国で人気が集まったのではないだろうか。以上の内容は個人の考えですが、両方を比較してでた推測です。人によって異なる意見が出るはずですが、もしご参考になれば幸いです。今回、これでお終わりしたいと思います、どうぞよろしくお願いいたします。(院生 リトクヨウ記)