国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)全日本忍者選手権大会初参戦!④(院生 仙空)

2020年11月10日

 こんにちは!
 甲賀の里忍術村で開かれた第37回全日本忍者選手権大会の参加レポです。

まずは前回までのおさらい。
石垣登り←できた!
城壁登り←できなかった!
壁づたい←城壁登りの時点でタイムオーバーとなり挑戦できず。
手裏剣←1枚も当たらなかった!
塀飛び(1mくらい上のステージから枠内に降りる)←静止忘れてこれ以降挑戦できず。
1.5mくらい前にジャンプ←挑戦できず。
丸いパイプ渡り←挑戦できず。
バーの飛び越え←挑戦できず。

 …あれ?できたの石垣登りだけ?
 さあさあ、気にせず次の競技にいってみましょう!

 次は水上走りです。池の上に浮く、薄っぺらい木の板(幅は70㎝くらい?適当です)の上を走ってタイムを競うという競技です。地上でも少し走るので、待機場所は池から離れた所にあり、競技の様子は見えません。
 けど、音が聞こえてくるのです。
 人が池に落ちる音が…。
 キャー!!

 ホラーの茶番はさておき、けっこう池に落ちる参加者がいたようです。誰も板に乗っていなければ板は池の上にぷかぷか浮いていて、ちゃんと見えるのですが、人が乗ると板が沈んで、板が見えなくなります。そのせいで池に落ちる人や、我先にと急いで、板に1列ではなく2列に並んでしまうことでバランスを崩して落ちる人、前の人がすごい勢いで渡り、板が激しく上下し、落ちてしまう後続の人、ツルっと足を滑らせて落ちてしまう人…と、色々な落ち方があったようです。

 で、私はですね、この競技…落ちずに渡りきれたのです!!ヤッター!!
 私の組の人数が少なく、板が激しく揺れなかったこと、自分より前の人が少し足を滑らせて、詰まっていたけど追い越そうとしなかったこと、猛ダッシュしなかったことが落ちなかった要因かなと思います。きっと闘争心が足りていないのでしょうが、私が走る組の他の参加者の方々は男性で、私より早いことは分かっていました。それに、板の場所が分からずに落ちる人がいるということを待機中に聞いていました。自分より前に人がいた方が、板がある場所が分かって安全だから他の参加者の後をついていこうとはじめから思っていたことが、確実に板を渡るという点では良かったのかもしれませんね。
 これ、競技中は気づかなかったのですが、今文章にしてみると、なんだか忍者っぽくないですか?争わずに周りの人を利用して労少なく確実に任務を遂行する…忍者っぽい!仙様っぽい!わーい!

…うーん、仙様(忍たま乱太郎の立花仙蔵)ならこの競技、争っても華麗に好成績を残すでしょうね(´・ω・`)
 しかもこの競技はタイムを競うものなので、池に落ちないだけでは高得点にならないのですよね。
 ちょっと、はしゃぎ過ぎ(アイナナネタすみませぬ。天ちゃんの声が聞こえる…。あれ?忍たまネタも混じった?)。

 ちなみにこの競技、落ちなくても板に乗った時点で板が沈むので、ひざ下までは濡れますね。
 白い靴や綺麗な靴、薄い色の袴は履いていかない方が良いです。池は茶色い泥水です。

 次はいよいよ最後の競技、水蜘蛛です!
 私はこの水蜘蛛にチャレンジしたいがために甲賀まではるばる行ったのです。(院生 仙空記)
 お楽しみに!