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(学生通信)現代版火薬免許試験に挑んでみた!①(院生 仙空)
2021年03月26日
こんにちは、仙空です。
段々暖かくなってきましたね。
春は至る所でお花が開いたり、新芽が出たりと綺麗で良いですよね。
茶色ばかりの冬の景色が段々色づいていく様子を見ているとわくわくうきうきします。
さて、タイトルにある火薬免許試験とは何のことでしょう?
すぐに分かったあなたは立派な忍たまクラスタ…!
毎度お馴染み忍たま乱太郎に出てくる言葉です。
忍術学園は授業に使うために沢山の火薬を保有しています。火薬を使う武器を得意としている生徒は火薬を個人的に使っても良いですよ、という免許が火薬免許です。その免許の交付を受けるための試験が火薬免許試験です(なんて太っ腹な免許!)。
一次試験は実技試験、二次試験は難易度の高い筆記試験です。難しい試験のため、4年生(13歳)以上が対象です。
私の大好きな6年生の立花仙蔵、4年生の田村三木ヱ門は火器を得意としていて、火薬免許試験の説明コマで2人の描写がされていたので、免許保有者でしょう。アニメ25期の16~20話、原作漫画の56巻で火薬免許試験にまつわる騒動が描かれています。本来は4年生以上の上級生が受験対象者なのですが、学園長先生の思い付きで3年生以下の下級生を対象に火薬免許試験が行われることになったのです。
一次試験は山賊が隠れ家として使っている廃寺で山賊が隠したお宝を見つけ出すというものです。火薬の知識とは関係のない試験ですが、危険物である火薬を扱う者がヘボであっては困る、山賊の宝くらい探せないようでは火薬免許を与えるわけにはいかないということで課される試験のようです。盗賊は剣や鉄砕棒(かなさいぼう。樫の棒に鉄板をかぶせ鉄鋲を打ったもの。力の強い者でなければ振り回すことはできず、敵を鎧ごと破壊する)を武器に用いているので低学年の忍たまには危険度の高い試験ですが、周りに上級生や先生達が潜み、危なくなったら救出します。ただし、救出された時点で、救出された者は失格となります。一次試験に合格したのは1年は組の乱太郎、きり丸、しんべヱの3人です。そして見つかったお宝は火薬の原料となる硝石でした。
二次試験は難しい筆記試験です。普通に受けたら1年生、しかも成績のよろしくない3人が合格することはできないでしょう。そこで、上級生たちが3人を合格させようと手助けします。手助けというのは、試験対策に勉強を教えてあげるといった微笑ましいものではなく、カンニングさせて合格させようとするのです。先生たちも「裏に回って上級生が手を貸せばカンニングなんてちょろいものです」なんて発言するのです。え?!カンニングですよ先生?!って思いますよね笑。忍者の学校である忍術学園では先生の目を盗んでうまくカンニングできれば術が上達したという事でほめられるのです(バレるとこっぴどく叱られるようですが)。上級生はあの手この手でカンニングさせようとしますが、試験官は忍者の先生です。上手にかわされ、結局うまくカンニングさせることはできず、3人は不合格となります。下級生にはそもそもハードルが高すぎたのです。学園長先生はなぜ火薬免許試験の対象を下級生に限定したのでしょう?
学園長先生は火薬免許試験の合格率が低いことを嘆いていました。他の先生が危険なものを扱うから難しいのは仕方ないと言うと、学園長先生は「忍者たるもの試験が難しいのであればなぜカンニングしてでも合格しようとせんのじゃ!!」と憤ります。そう、これは学園長先生が企んだ、わざとカンニングをさせるための大騒動だったのです。
先生が生徒にカンニングさせようとするなんて面白いですよね。流石は忍者の学校です。私も忍術学園に通いたい(切実)。なお、アニメ版ではカンニングのくだりはまるっと省略されています。教育テレビでカンニングを推奨するかのようなお話は流せなかったのでしょうね^^;どんなカンニング方法を上級生が採ったか気になる方は是非落第忍者乱太郎56巻を読んでみてください♪1冊丸々火薬免許試験のお話です。
… と忍たまの火薬免許試験の説明だけで長くなってしまったので、私的現代版火薬免許試験についてはまた次回お話ししますね。
それではドロン!(院生 仙空記)