国際忍者研究センター

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(学生通信)忍たまファン第二の聖地になるかも?「ふくやま草戸千軒ミュージアム」⑤

2021年06月10日

 忍たまファン第二の聖地になるかも?「ふくやま草戸千軒ミュージアム」⑤

こんにちは、仙空です。
今回も草戸千軒の展示品の紹介をしていきます。

漆器・土器(かわらけ)・陶磁器
様々な食器(土師質土器椀、瓦器椀、漆椀、青磁椀等)が展示されています。
「食べる」と題してこのように説明されていました。
食事には漆器・土器(かわらけ)・陶磁器などの器や両端を削った箸が使用された。漆器は広く普及し、これらの器には、魚貝類・野菜・穀物などが盛られ、折敷(おしき)に並べて食膳に供された。
食膳の復元も展示されています。
忍たまには学食での食事シーンがよく出てきます。
室町時代にどんな食器を使っていたのか、現物を見ることができてとても嬉しかったです。

そして、食器類を見て私が嬉しく思うのは、私の大好きな立花仙蔵(仙様)が陶器作りをしていたからでもあります(アニメ第18シリーズ、第43話 弟子入り厳禁の段)。
仙様曰く、桂男(かつらお)と言って、忍びであることを隠して敵の動向を何年か探る役目があり、忍術学園ではその時のために表の職業としていくつかの仕事を卒業するまでに身に付けなければならないそうです。
仙様は陶器づくりの仕事を身に付けようと窯元を訪ね、初めてながら綺麗な形の湯飲みを作っていました。

ちなみに落第忍者乱太郎の38巻では、桂男の術についてより詳しい説明がされています。
桂男に関係する説明を紹介しますね。
・まだいくさが起こってもいないうちから敵の中に入り込み そこでフツーに生活している忍者を『桂男』という。
・桂男が忍びの上手である必要はない。
・桂男の条件とは 一、敵も味方も知らぬ者であること 二、裏切らない 真義に厚い者であること 三、才能があって芸ある者であること。
・味方も知らない味方 町で普通に生活している隠れた忍者のことを『蟄虫(ちつむし)』または『隠士(いんし)』という。
・さらにこの隠れた忍者の中で街に永く住み信用も地位も獲得している者を『穴丑(あなうし)』という。
・『桂男の術』というのは…味方の忍者隊も知らない遠い町に住む忍者を本国に呼ぶことなくそのまま直接敵の国へ送り込む方法。
・桂男を敵の国へ送り込んだあとは桂男との連絡係すなわち相談人は穴丑がつとめる。

登場人物が多い術なので、少し分かりにくいと思います。
38巻には桂男の術のフローチャートが載っていて、分かりやすいので、興味のある方は是非読んでみてください。

桂男の術、穴丑、蟄虫、相談人は万川集海でも書かれていますし、正忍記にも穴丑が出てきます。
他の忍術書では探してみたことがないですが、忍術書をめくる時は桂男の術載ってないかな~と気を払ってみようと思います。
こういう風に忍たまに登場する術や武器の根拠を忍術書で探していくのは楽しいですよね。
忍たまにはとんでもない数の忍術や武器が登場するので、全て調べるのはとても骨が折れそうですが。

それではこの辺りでドロン!(院生 仙空記)