国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)忍たまファン第二の聖地になるかも?「ふくやま草戸千軒ミュージアム」⑥(院生 仙空)

2021年06月16日

 こんにちは、仙空です。
 ふくやま草戸千軒ミュージアムの忍たま縁の展示品の紹介を最近のブログではしていましたが、今回は番外編的な箸休め会です。
 忍たまとも忍者とも全然関係ありません。

「つちのこ(編具)」と書かれたものが展示されていたんですよ。
 え、つちのこ?あのツチノコ?
 つい二度見しちゃいました笑。
 展示コーナーに説明はありませんでしたが、書籍の『広島県立歴史博物館―展示案内―』では「筵(むしろ)などを編むときに用いたつちのこ」と書かれていました。
 見た目は説明しづらいですが、木で作られていて、こけしに似ていて、中央部分が窪んでいます。
 ずんぐりとした姿はツチノコ感がないとも言えないような…?

 ツチノコの由来になっているものなのかな?と気になりググってみたところ、「藁を打つ道具の槌の子、横槌の形状に似ているから」という風に説明しているものを見つけました。
 槌の子で画像検索してもそれらしいものは出てこなかったのですが、横槌の画像を見てみると、草戸千軒に展示されていたものとは違いました。
 展示されているつちのこは中央が窪んでいるだけで、両端は同じ太さですが、横槌は上部が細く、下部はずっしり太いです。
 また、日本方言大辞典ではつちのこ(槌子)は(1)わらなどを打つ槌。(2)俵を編む時、重りの役をするもの、と書かれていました。
(1)と(2)で形状、使い道が異なり、ツチノコの由来になったのは(1)の方で、草戸千軒に展示されているのは(2)の方なのかな~?と思いました。

…はい、どーでも良いですね笑。
 私はツチノコフィーバー世代じゃないので、なんでツチノコが流行ったのか謎です。
 発見や捕獲例が少なくて、種類名がついていない生き物なんてツチノコ以外にたくさんいるでしょうし、火を吐くとか人を食べるとかそういう特別感があるわけでもないのに(・3・)
 教えてかんえもーん!(忍術学園5年生尾浜勘右衛門ネタです。ドラえもーん的なノリです)

 最近色々と追われていてお疲れ気味です。
 そろそろ山と川に癒されに行きたいな~(´-`).。oO
 二次創作中の忍術学園6年生の潮江文次郎が「自分の機嫌は自分でとれ!」って言っていました。
 その後仙様(立花仙蔵)にどつかれていましたが。
 良いこと言うではないか文次郎!
 遊びたい時や美味しいもの食べたい時の口実に使わせてもらっています。

 ふふふ、最後に忍たまをねじ込みました。
 今回はこれにてドロン!(院生 仙空記)