国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)今、拝読中の「忍者の掟」について③(院生 リトクヨウ)

2021年06月17日

 みんなさん、こんにちは、引き続き、「忍者の掟」について、書こうと思いますが、よろしくお願いします。
九、韮や野蒜や葱など臭いの強い植物は腹痛に良く効く。
 この点について、みんなさんはどう思うのでしょうか、「私も、ちょっと下痢したくらいなら、韮や野蒜を食べればすぐに治った。」と書いてあるが、試したことがないので、もし機会があったら、やってみる。
十、悪食の鍛錬。
「縁の下に何日も潜んでいなければならないとき、土は腹の足しになるとされる。だが、どんな土が危険なのかは食べてみなければわからないので、修行の時にたべてみろ、という意味合いの鍛錬だ。私も躊躇なく土や動植物を食べた。」と書いてある。実は私にはかなり納得できない。おなかが空いても、飢えても、土を食べることよりいいだろう。何故なら、土を食べると、きっとお腹が変になるでしょう。痛みが出て、こうしたら、もっと暴れやすくなるだろう。でも、本当に川上先生に感心する。
十一、秘伝書のウソ。
「忍術の秘伝書には、書いた人が実際にやっていないことまで書かれている。忍術修行を長年続けるうちに、秘伝書や伝承には嘘も多いことが私にはわかってきた」。私もとても賛成する。この点は頭に入れておきたい。忍術書を読んだ時に、その実用性を考えながら、分析をしよう。
 はい、ちょっと短いが、ここでお終わりしたいですが、次回はまだ決めていないが、よろしくお願いします(院生 リトクヨウ記)