国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

ブログ

 

(エッセイ)ブログの効用(吉丸雄哉)

2021年10月07日

 10月1日より三重大学の後期の授業が始まった。内容はいつもと同じで、研究の進捗状況の報告と論文の論読である。『忍者研究』誌に最新の4号が出たので、それに載っている論文・研究ノートから読んでいくつもりである。
 私の授業ではブログを書くのが宿題である。後期は修論を控えた学生も多くて受講者が少なく、私と大学院生2人とがブログを書く予定である。
 ブログなんて書いている暇があったら、少しでも研究に時間を使ったらどうか。短いようでもブログのネタを探したり、実際に書いている時間も馬鹿にならない。という意見はもちろんあるだろう。
 そう思っていたのだが、あるとき知り合いの研究者から「ブログとかFacebookの投稿とかそういったものを書いているときのほうが研究が進むものですよ」と言われ、その後自分を観察してみると、実際に当てはまるのである。結局、雑文を書くのも論文を書くのもどちらも同じ能力をつかっているということだろうか。運動選手が体を動かしておかないと調子が悪いのと同じで、そういうのが頭の働きのバロメーターになっているのかもしれない。
 正直、前期は帯状疱疹になったりしたこともあって、研究も進まなければ、ブログも書くのがしんどかった。いつも行き当たりばったりで題材を探しているのもあるが、題材探しからうまくいかずに、学生との会話からなにかネタを拾っていたが、後期はうまくいくことを願っている。(吉丸記)