国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
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(学生通信)キャンプ流忍術修行㉔水の不思議(院生 河村昌樹)

2023年01月19日

 故事成語のひとつに「水は方円の器に随う」というものがありますが、人は環境によって善くも悪くもなる例えとして用いられています。
 しかしながら水は与えられた形に収まるだけでなく、外的要因の気温によって、目に見えない水蒸気(気体)、雨や水滴などの(液体)、氷(固体)に変化します。   
 突然姿を現したり、消えたりするところは、まるで忍者のようです。
 私の勤務先は冬になると、最低位気温が0度以下になることが多く、朝出勤すると、真っ白になっています。
 屋根の上や地面が白くなっているので、一見すると雪が積もったようにも見えますが、よく見ると雪ではなくほとんどが霜です。
 また、めったに見ることはできませんが、気象条件がそろえば霧氷が見られることもあります。
 忍術には水や雪を使って逃げる術は有りますが、水のように変化自在に姿形を変えることができればもっとすごい陰術になると思います。
 それは無理ではありますが、水の三体(気体・液体・固体)などについての心得が載っていないか忍術書を調べてみたいと思います
 水は本当に不思議です。(院生 河村記)