国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)国際忍者学会第1回研究会が開催されました

2018年12月25日

12月22日、国際忍者学会の第1回研究会が、東京都品川区の立正大学で行われました。学会会員34名が参加しました。報告は以下の通りです。

第1報告:池田裕氏「Ninjalogy 藤堂藩伊賀者 澤村甚三郎保祐の歴史的活躍とは」

第2報告:田村梨紗氏「『忍者・服部半蔵』の誕生と変遷」

第3報告:小林武尊氏「忍者産業最前線―忍者ガイド―」

第1報告は、池田氏自身による伊賀地域における伊賀者研究歴の紹介、第2報告は、「忍者としての服部半蔵」像の形成過程を主に小説から詳細に追った研究、第3報告は小林氏自身による忍者コンテンツを使った観光ガイド戦略の紹介でした。質問時間では、それぞれ、活発な質問・意見交換が行われました。研究会の後は、懇親会が行われ、会員同士で親睦を深めました。(高尾記)