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(エッセイ)第10回伊賀流手裏剣打選手権大会(山田雄司)
2019年03月16日
2019年3月14日伊賀流忍者博物館において第10回伊賀流手裏剣打選手権大会本戦が開催され、ハイレベルの戦いが繰り広げられた上、弥圓佐助さんが見事な腕前を見せて優勝し、最後の金手裏剣を手にした。
私たち三重大学手裏剣部も京都予選・伊賀予選に出場したものの、あえなく予選落ちし、その中の3人が13日に開催された団体戦に参戦した。私は昨年の大会を目にし、これはおもしろいと思い、5月に人文学部敷地内に手裏剣練習場を設置し、伊賀忍者特殊軍団阿修羅の頭浮田半蔵さんに的を作ってもらい日々練習を重ねた。はじめは手裏剣を離すタイミングがとれず、足元に落としていたが、最後には2回に1回は的にいくようになっていた。これはもしかするとうまくいくかもしれないと思っていたが、結果は…。指を切って血を流し、手当てしてもらうというオチまで作ってしまった。
今回で伊賀流手裏剣打選手権大会は最後ということだが、ぜひ来年以降も形をかえて続けていってもらいたい。(山田記)