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(学生通信)「やがて悲しき書籍店」(院生N)
2019年01月23日
冬休みに帰省した際に、両親から驚くべき事実を告げられました。地元の書籍店がまた一つ消えてしまったのです!その書店は個人経営ではなく系列店であり、大型量販店のテナントであったので人も多く訪れていたため、当分は大丈夫だと思っていたのですが……。僕の地元は田舎なので書店がもともと少なく、余計にショックを感じています。
まだ健在である他の書店を訪れても、人はいるのですが、以前と比べて客足がどこか減ったような気がしました。その書店はDVDのレンタルもしているのですが、レンタルコーナーでもやはり客足は減っていると実感します。書籍とレンタルの両コーナーとも、規模が小さくなっていたぐらいですから。
しかし帰省から戻ってきて、大学近くの書店を訪れても、やはり客足は減った気がします。全国的にそうなのでしょうか?
書店が消える、客足が減っていく一番の原因はやはり本が売れなくなったことでしょう。電子書籍ですら売れなくなっていると聞きました
そして本が売れない理由について自分が思っていることがあります。それは「本が面白くないから」ではないかということです。誤解を招かないように解説すると、今は本よりも面白いコンテンツがたくさんあるので、みんなそっちに目を向けてしまっているからではないでしょうか?「本が面白くない」と感じている人の中には、活字を見ると眠たくなってしまうからだというのもあるかと思いますが(笑)。
小説だけが本ではありませんが、もし本当に本は面白くないと思うなら、一度書店に行って本を眺めてみてください。そして、気になった本があるのなら購入して読んでみてください。話はそれからです。(院生N記)