国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)はじめまして! (院生 仙空)

2020年06月01日

 この春に三重大学大学院に入学しました仙空と申します。

 例年なら4月に授業開始ですが、今年はコロナの影響で5月開始となりました。また、前期は全てオンラインでの講義というイレギュラーなスタイルです。
忍者の授業はまだ2日間しか受けていませんが、対面スタイルでなくともなんとかなっています。けれど教授や先輩方、同級生と会ってお喋りできないのは残念なところ。

 私は既に社会に出て暫く経ちますし平気ですが、苦しい大学受験を経て1人で県外や国外に進学された方々のことを思うと心配です。
新しい土地で友人も作れず、先生にも会ったことがないから頼れず、しかもバイトもできず生活も苦しい…というような方が多くいらっしゃると思います。
大変な時期ですが、できないことではなく今できることを見つけて乗り切っていきたいですね。心を病んでしまったり自ら命を絶つ方が増えないことを祈っております。

 さてさて、私は忍者に倣ってwithコロナの時代を図太く生きていこうと思っておりますよ!なんてったって忍術とは総合生存技術ですからね!

 ということで三重大学が前期完全にオンライン講義になったのを良いことに忍者の授業がない日に学部の授業を入れました。私は関東在住の社会人学生なので、元々木曜日だけ三重に通う予定だったのですが、オンライン講義になったおかげで木曜以外の授業を受けられるようになったのです。移動にかかる時間や交通費も節約できているので助かっています。

 忍者研究ができる三重大学の院に入学した私ですが、忍者ファン歴は3年ほどと短めです。忍者にはまったきっかけは忍たま乱太郎に登場するキャラクターの立花仙蔵です!忍たま乱太郎と言えば国民的な忍者アニメですよね。幼い頃によく見ていました。土井先生に初恋を奪われた少女達は多いはず…けれど成長と共に自然と見なくなりました。

 3年前にふと忍たま乱太郎が目につき、見ていると子どもの頃に見たことのないキャラクターが沢山いて驚きました。昔からいるキャラクターにも新たな設定が付け加えられていたり、委員会活動が盛んに行われていたりと、変化が多く、再び忍たま乱太郎の世界に引き寄せられたのです。

 暫く見ていて出会ったのが立花仙蔵です!もう完全にどストライクなキャラクターでした。立花仙蔵は作法委員会委員長をつとめる忍術学園の6年生(15歳)です。火器の扱いにかけては忍術学園No1で冷静沈着、頭脳明晰、変装の名人でもあり、多くの忍たまが憧れ、先生達からの信頼も厚い優等生です。外見はサラサラストレートヘアが特徴の美丈夫で、アニメでは髪が丁寧に描かれています。

 彼が生きている世界を知りたいという思いで忍術道場へ入門し、流鏑馬も始め、ついには片道4時間以上かかる三重の大学院にまで来てしまったのです。実在する人間に対してしていたらストーカー認定されてしまいそうですね。彼が二次元のキャラクターで良かったです。

 次回以降、彼の特徴に関連するお話を書かせて頂こうかと思います。皆さん一緒に忍たま乱太郎の世界に浸りましょう! (院生 仙空記)