国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)リアル忍たま達と弓矢作り!③(院生 仙空)

2021年08月10日

 こんにちは、仙空です。
 リアル忍たま達との弓矢作りレポの続きです^^

 弓が完成したので、次は矢作りです。
 切られた細い竹を使いますが、すべて同じ長さでは用意していません。
 子ども達の身長はバラバラなので、子ども達自身で自分が使いやすいと思う長さや太さの竹を選びます。
(リアル忍たま達は弓の稽古もしているので、しっくりくるものは自分で分かるようです^^)

 こちらにもやすりをかけ、弦を受けるための切り込みを入れます。
 ナイフや鉄やすり等を使って切り込みを入れるのですが、子ども達には危ないので柔兵衛先生やお手伝い忍がこの工程はしました。(私はしていません笑)

 矢筈となる切り込みができたら、一旦弓も矢も完成です!
 できた子から試し打ちを始めます。
 ちゃんと矢は飛ぶかどきどきしながら見守ります。

 結果は…飛んだ~(ノ≧∀≦)ノ
 ちゃんと飛ばせましたよー!
 材料は竹とタコ糸くらいの超シンプルな竹弓ですが、しっかり番えて狙うこともできてなんだか感動でした!

 矢の先端をナイフで削って尖らせたら、しっかり武器や狩猟道具として使えそう…!
 もし無人島でサバイバルしなきゃいけなくなったら、私もなんとか島にあるものだけで弓矢を作って狩りができそうです!(そんな状況はきっとこない笑)
 忍者のことを勉強していると、サバイバル知識のようなものが段々とついてくるような気がしています。
 忍術は総合生存技術とも言われているので、当然かもしれませんが^^

 試し打ちの後、矢の先端に子ども向けチャンバラに使われるふわふわしたもの(名前分かりません…)をつけ、テープで巻いて固定します。
 矢の先端は尖っていないとはいえ、人や物に当たると危ないですからね。
 ふわふわしたものをつけることで、矢が飛びにくくなるんじゃないかと思いましたが逆でした。
 浮力が大きくなるのか、飛びやすくなりました!

 最後に柔兵衛先生の合図とともにリアル忍たま達全員一斉に矢を放ちました^^

 ふふふ、令和にこの光景って良いですね♪
 リアル忍たま達、弓矢作りを楽しんでいて良かったです^^
 私もとても楽しかったです!
 四季の森忍術道場で楽しいことをしたらまたブログに書こうと思います^^

 それではドロン!(院生 仙空記)