国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)キャンプ流忍術修行⑬桜紅葉(院生 河村昌樹)

2021年10月19日

 紅葉の始まりは木の種類、緯度、標高等によって異なりますが・・・
 私の勤務する施設では、例年11月上旬~中旬頃がイロハカエデの紅葉が見頃になります。しかしながら10月にも、紅葉の先駆けとして桜の紅葉が始まります。
 桜の紅葉は桜紅葉(さくらもみじ)と言われていますが・・・ 同じ木でも、紅葉が始まる時期にばらつきがあり、落葉のタイミングも一斉ではありません。しかしながら秋になるといち早く色づき始める事と、落葉した葉からとても良い香りがするため、目と香りで秋を感じることが出来ます。
 特に雨降りの翌日は香りがとても強く、季節(春)は違いますが、その香りから桜餅が思わず食べたくなってしまいます。
 

桜紅葉(さくらもみじ)     

イロハカエデの紅葉の見頃はまだ少し先になりますが・・・
こちらもよく見ると、日のよく当たる木の外側から少しずつ紅葉が始まっています。
また、葉も写真のように外から内に色づき始めます。
きっと自然の変化に敏感な忍者は、桜紅葉を視覚と嗅覚で感じていたと思います。
自然の変化を感じ取る事も大切な忍者修行なので日々鍛錬です。(院生 河村記)

外側から始まるイロハカエデの紅葉


葉も外側から赤くなる