国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(エッセイ)三重大学人文社会科学研究科学生募集について(吉丸雄哉)

2022年01月07日

 2022年度の三重大学人文社会科学研究科の学生募集が始まっている。2022年4月からの修士課程に入る学生の募集である。出願期間は1月4日から14日である。2月5日(土)に筆記と面接の試験が行われる。
 三重大学で忍者学で学べるといわれるが、具体的にはの三重大学人文社会科学研究科地域文化論専攻忍者学コースの修士課程の学生ということになる。なお、博士課程は存在しない。
 大学のホームページから学生募集要項が手に入る。
https://www.human.mie-u.ac.jp/news-p/2021-8.html

 専門の筆記試験の過去問は過去三年分が、
https://www.human.mie-u.ac.jp/nyuushi/daigakuin/exam.html
 から見られる。
 著作権の関係で開示されていないものもあるが、それらは古文書か古文である。
 くずし字は入学時には課していないが、研究に必要なので入ってからみっちり勉強してもらう。
古文書と古文が選択問題になっているが、入学後はどちらとも読む必要がある。

 このブログの2018年12月3日、12月7日、12月14日、12月20日に「院生田中(仮)」氏が試験の詳細を書いているので、受験する人は読んだほうがよいだろう。あまりに詳しく書きすぎているので、私としてはよくないと思っているのだが、「院生田中(仮)」氏のブログを読んだかどうか、最近の入学者に聞いてもほとんどが知らないようで、「院生田中(仮)」氏には残念なことになっている。せっかくなので、受験予定の人は読んでおいて欲しい。

 いろいろな大学院生を見てきたが、忍者学コースは濃くて、ニュース番組や新聞などマスコミにとりあげられる人が多い。世の中にはいろいろな人がいると驚かされる。社会人と大学院の二刀流の人も多い。そんなびっくりする人でなくてよいので、興味をもって忍者について、さらには忍者をとっかかりに日本の文化や地域、歴史・文学などを学んでいってもらえればと思う。(吉丸記)