国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)雑談 (院生) リトクヨウ

2021年04月29日

 みんなさん、お久しぶりですね、お元気でしょうか。春休みはやっと終わりました、新学期から、私も院生二年になりました。来年4月卒業予定ですが、うまく卒業できたらいいなあと思いますが、頑張らなければなりません。今回では、みんなさんに雑談したいのですが、よろしくお願いいたします。
 まず自分の卒論についてですが、はやり中国人なので、忍者の研究でも中国との関わりを見付けたいです。それで、「万川集海」に引用されている中国のことについて、調べたいのです。現在からも準備しなければならないが、今月にはなかなか時間が足りないのです。でも、やはり少しでも修論を書き始めます。
 そういえば、「万川集海」という忍術書はみんなさんはご存知でしょうか、藤林左武次保武が著者として知られていますが、他の説もあるそうです。万川集海の意味ですが:天下の河水がことごとく大海に流入して広大となるように、伊賀・甲賀の忍びの者たちが秘してきた忍術・忍器ならびに今代の諸流の悪しきを捨てよきを選び取り、また和漢の名将の作った忍術の計策をあまねく集めたものであるとしています。日本忍者独自の物ですが、沢山中国の逸話や兵法、語言などが引用されました。そして、引用されたものはある程度で意味が変りました。この点について凄く興味深いです。
 それから、やはり現在、忍者文化はどれほど中国に影響を与えることですね。去年、私の先輩、三橋さんが世界で初めて忍者の修士課程から卒業したというニュース、中国に大騒ぎを起こせた。色々面白いレビューが出てきた。例えば:「すごい、手裏剣を使って、敵を倒せ!」また「影分身が使えるよね!」と、そうですね、忍者と言えば、やはり「ナルト」ですね。でも「ナルト」はもう終わりましたので、その影響もだんだん薄くなるだろう。寂しいですが、また新しい忍者アニメは出たらいいなあ!「BORUTO」は?「ナルト」の続きですが、あまり評価がよくないので、私も少し見ましたが、ちょっと残念でした。
 以上で、ここでお終わりしたいのですが、これからのブログのテーマも考えて書こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(院生 リトクヨウ記)