国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(学生通信)忍ミュ初観劇(院生 仙空)

2021年05月08日

 こんにちは、仙空です。
 先日ミュージカル「忍たま乱太郎」を初めて観に行きました!
 ミュージカル「忍たま乱太郎」ってなんだ?という方も多いでしょう。
 以下、ミュージカル「忍たま乱太郎」のHPに載っている説明です↓↓

 尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)、及びそれを原作としたアニメ「忍たま乱太郎」(NHK Eテレ) をミュージカル化した作品で、略称は“忍ミュ”。
 アニメ放送開始から28年目を迎え、多くの女性にも人気が広がっていった同作。その現象を受けて、六年生ら上級生を中心にギャグや殺陣、アクションなど、原作の世界観を活かしたオリジナルストーリーで展開される“2.5次元ミュージカル”として誕生しました。
 2010年1月の初演以来、公演を重ねる中で着実に前進を続け、大人気ミュージカルシリーズへと成長。ますます高まる“忍ミュ”熱!さらなる進化を見せる本作に、ぜひご期待ください!!

…ですって!笑
 忍たまは子ども向け作品ですが、私のように大きなお友達のファンが沢山いるんです。その大きなお友達は上級生ファンであることが多いんですよね。上級生ファンの需要に応えるべく作られた感が強いと思います。

 忍ミュのことはもちろん知っていましたが、1回映像で観たことがあるだけで、会場に足を運んだことはありませんでした。忍ミュファン達の様子を見ていると、公演期間中10数回行っているのですよ。すごいですよね(°Д°)朝公演観て、夜公演も観て、翌日もまた見て…といった感じのはまり方をされている方が結構いて、自分もそういうはまり方をしかねないと思って控えていたのです笑
もともとミュージカルを見る方でもないですしね。けど4月某日東京駅のNHKショップで忍たまの千社札シールを作れるマシンを設置しているとの情報を入手。

 千社札とは千社詣でをする人が社殿の天井や柱に貼る札のことです。忍たまのキャラクターを背景にして、好きな文字を入力して、字体を選んで千社札風のお名前シールみたいなものを作れるマシンが存在するのです。
流鏑馬を始めて少し経った頃、自分の弓や矢に名前を入れる必要が出ました。忍たまの千社札シールマシンのことを思い出して、それを貼りたいと思い、設置している場所を探したのですが、その時は関東に設置されている場所はなかったのです(。´Д⊂)忍たまにはまりたての頃、忍たまショップに千社札シールマシンが置いてあるのを見たことはあったのですが、当時はまだ自分の忍者名もなかったし、本名で千社札シールを作るのは恥ずかしいなと思ってスルーしたんですよね。あの時に作っておいたら…と後で後悔しました。
で、忍たま千社札シールは諦めて、ネットで千社札シールを作ってくれるお店を探して、仙様(立花仙蔵)の私服っぽい色合いで忍者名「仙空」で作ってもらい、弓や矢に貼りました。

 そんな後悔の残る千社札シールマシンが再び東京駅にやってくるとなれば、行くっきゃないです。休日に私用で東京に行くことはあまりないですが、千社札シールのために出かけることにしました。向かっている途中、今忍ミュやってるよな~せっかく時間のある休日に東京駅まで行くんだから水道橋まで足を伸ばして忍ミュ見ちゃおうかな?と思いたち、すぐさまチケットゲット。初観劇となりました。

 まずは東京駅に向かい、念願の千社札シールを作ります。背景はもちろん仙様です!仙様の千社札シールに「仙空」の名前を入れました!幸せ!!!忍たまの千社札シールは62人の忍たまキャラから選べるので、好きなキャラクターがいる人は作ってみては?^^自分の名前で作るのは恥ずかしいという人は、好きなキャラクター本人の名前やペットの名前で作っちゃえば良いのです!いつでも作れるわけではないので、マシンを発見したら迷わずトライです♪笑

 東京駅の後は忍ミュの会場の東京ドームシティシアターGロッソのある水道橋に行きました。開場まで時間があったので、吉丸先生が以前教えてくださった尚武堂という水道橋にある武道具専門店に行きました。こちらのお店、手裏剣を扱っているのです。Googleマップには店内の様子も載っているのですが、私が行った時にはGoogleマップに写っているものよりも手裏剣の取り扱い数は少なかったです。買う人が少なくて、商品を減らしちゃったのでしょうか。もっと見たかったな、残念(。´・ω・)年末にもこちらのお店に足を運んだのですが、営業されてなかったのですよね。今回はお店に入れて、様子を見れたので良かったです。お買い物はしませんでしたが、ジャージ素材の道着が気になりました。普段道場で着ている道着は厚手なので、夏用に使ったら良いかもしれません。

 そしていよいよミュージカル。感想は…良かったですね( ˙꒳˙ )スンッ
 仙様の登場シーンでは仙様が…、仙様が生きてる…ってうるうるしました。私のイメージしている仙様とミュージカルの仙様が違いすぎないかちょっと不安な気持ちもありましたが、終始気品があってかっこいい仙様を演じてくださっていました。一つ一つの所作の美しさはさすが作法委員会委員長って感じでした。殺陣、ダンス、会話、無言のシーンもずーっと仙様らしさが出ていて、とてもとても素敵でした。仙様を演じてくださった俳優の湯本健一さん、ありがとうございました…。
 他のキャラクター達もすごく素敵でした!アップの写真だと、強調されすぎな気もするキャラのヘアメイクも、客席から見ると、そのヘアメイクのおかげで本当にそのキャラらしく見えました。俳優さん達すごくキャラの研究をされているようで、動きにも特徴がよく出ていました。ヘアメイク、衣装なし、台詞なしでもキャラの識別は簡単にできそうです。音も大迫力だし、映像演出もたくさんあったし、舞台セットも立派で、とても良い空間でした。欲を言えばもっと前の席で仙様を見つめたかった…こうして忍ミュファンは増えていくのでしょう笑
 次の公演もきっと見に行きます笑

 この日は忍たまの世界にずっと浸れてとても楽しい休日でした。毎日こうしていたい・・・けど現実世界でもちゃんと生きていきます…
それではドロン!(院生 仙空記)