国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

ブログ

 

(学生通信)キャンプ流忍術修行㉑セミと雷のない梅雨明け(院生 河村昌樹)

2022年07月04日

 気象庁は6月28日「九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より19~25日早いこの時期の梅雨明けは驚きで、統計を取り始めて一番早い梅雨明けとのようです。私は自然体験活動施設の仕事をしているので、梅雨明けには敏感な方ですが、6月末の梅雨明けはビックリです。
 また、普段の梅雨明けの時には決まってクマゼミが激しく鳴き、夕立(雷)が何日か続く事が定番ですが、今年はクマゼミと夕立の両方とも梅雨明けに間に合いませんでした。
 小さな事かも知れませんが・・・  間もなくモリアオガエルの卵からオタマジャクシが生まれる頃ですが・・・  その時までに池が干上がらないか心配です。
 通常のサイクルと違う梅雨明けは自然界にも影響を及ぼしますし、ひいては人間にも影響があるかも知れません。何か起きないかと危惧をしております。
 梅雨明け直後から職場に設置されている防災無線では自治体の水道課から、水不足のために節水の呼びかけが頻繁に流れています。                         
 本来であればこれからの時期は、大雨への 注意喚起の放送が流れる時期ですが・・・ 今年は真逆の放送が流れています。
 忍者の活躍した時代は天気に関するデータは無く、きっと昆虫や動植物、空の雲等から判断をしたと思います。その意味では自然のサイクルから異なる今年の梅雨明けは、きっと理解できなかったかも知れません(院生 河村記)


(モリアオガエルの卵)