国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)東京都武蔵野市老壮連合会で講演を行いました

2018年05月31日

5月16日、東京都武蔵野市のスイングホールにて、三重大学国際忍者研究センター准教授の高尾善希が、武蔵野市教育委員会主催の武蔵野市老壮連合会という会で、徳川幕府伊賀者についての講演会を行いました。150人もの聴衆の方々に恵まれました。高尾が元・武蔵野市教育委員会の学芸員であったこともあり、高尾にとっては懐かしい顔もちらほら…。

徳川幕府の伊賀者は、戦国時代の忍者の末裔として、門番や情報探索を行います。同時に、伊賀者は、戦国時代同様下級武士でしたので、組織の末端の役人ならではの苦労が多かったようです。現代の格差社会を想起させるような問題でもあります。そのようなことを講義しました。

センターの教員たちは、三重県以外の各地でも(国内・国外問わず)、忍者についての講演を行っております。これから、このブログでそれらの報告も行いたいと思っています。(高尾記)