国際忍者研究センター

三重大学では、伊賀地域の発展のために、
忍者の歴史や文化を研究し、その成果を発信しています。

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(お知らせ)「?発見塾」に出講しました(高尾善希)

2019年05月28日

国際忍者研究センターの高尾善希です。5月25日、「津市民文化祭参加事業 第125回津文化協会文化講演会 第85回文化講演会「?発見塾」に出講しました。いつもは伊賀市や津市の上浜キャンパスの勤務なので、津市の城下町の様子をみて、新鮮な気分です。藤堂藩に仕えた家の子孫として、とりあえず、本丸跡の公園に立つ藤堂高虎公の像にご挨拶。また、東京都の職員時代、上司と津市に出張したがことがあり、そのときのことを思い出しました。
「?発見塾」の演題は「なぜ「忍びの里」は発生したのか ―伊賀国・近江国甲賀郡と忍者の関係―」です。伊賀・甲賀の忍者の歴史を、文献史学・考古学の両側面から解説するとともに、センターの活動も紹介しました。そこで、「研究やったって、地域創生にはならんでしょ?」という疑問に対する、私なりの答えを提示したつもりです。(高尾記)